額縁放送の見え方と原因
額縁放送(がくぶちほうそう)はテレビの映像が額縁のように画面の中央部に枠付きで一回り小さく表示される現象です。
▲サイドパネルが付加された4:3映像を4:3テレビで表示したイメージ
この状態は画角情報、または映像ソースが起因となり発生するものです。
地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行過渡期には、テレビ画面も縦横比が4:3のスタンダードサイズから16:9のワイドサイズへの移行過渡期になりました。
そのため、16:9のワイドテレビで受像することを念頭に置いて放送されている地上デジタル放送番組を、4:3型テレビで視聴する場合、額縁放送となる番組が半数近くに及ぶ状態にありました。
またワイドテレビでの地上波デジタル放送視聴でもCMや深夜アニメ、古い映画作品など4:3型テレビでの視聴を念頭に置いて制作された映像を中心に額縁放送の枠部分がさらに多いスーパー額縁放送と呼ばれる形態も見られました。
この額縁状態になる表示形式を英語ではウィンドウボックス(Windowbox)と呼びます。
画角情報による現象は縦横比が4:3の画面アスペクト比のテレビでのみ発生します。
デジタル放送では、16:9のワイド画面サイズでの視聴を前提としているので、4:3の映像(旧作のアニメやドラマなど)を放送する場合、放送局側は16:9の画面比率に合わせるため、映像の左右の両端に「サイドパネル」や「黒幕(黒い付帯)」を付加します。
▲サイドパネルの付加された4:3画像
番組・放送局によっては、黒以外の色や模様の場合や番組タイトルやお知らせなどの映像の場合があります。
この映像をワイド画面サイズのテレビで視聴する場合は、映像信号の縦横比と表示画面の縦横比が一致しているため問題はないですが、4:3の標準画面サイズテレビで視聴する場合、16:9の映像を4:3の画面に表示させるためチューナー側で映像の上下に黒い帯を追加します。
(この状態をレターボックスと呼びます)。
結果、四方に黒い帯が付き額縁がついたような映像になります。
映像ソースによる現象はワイド画面と4:3画面の両方のテレビで発生します。
映画などの映像ソースはワイド画角ですが、アナログ放送では画面比率4:3が標準であったため、放送局の映像ライブラリには上下に黒い帯を付加して4:3画面に合わせたもの(レターボックス)が数多く存在します。
これをデジタル放送で放送する場合、
1.そのまま画面比率(アスペクト比)4:3の映像信号として送出する
2.放送局側で映像の左右に黒い帯を付加して
画面比率16:9の映像信号として送出する
の2通りの方法があります。
1.映像信号が4:3の場合
ワイド画面サイズのテレビではチューナー側で左右に黒い帯が
付加され、結果的に上下左右に黒い帯が入った額縁状態となり、
4:3画面サイズのテレビでは単に上下のみに帯が入る通常の
レターボックス放送(ソース映像通りに表示)となります。
▲レターボックス状態の16:9映像をワイドスクリーンテレビに表示したイメージ
▲レターボックス状態の16:9画像
2.映像信号が16:9の場合
(放送局での送出前の映像で既に額縁化が発生している場合)
ワイド画面サイズのテレビでは額縁放送(ソース映像通りに表示)
になり、4:3画面サイズではハイビジョン映像(画角情報16:9)を
受信したと認識することで元の額縁状態の映像にさらに
チューナー側が上下に黒い帯を付加する、いわゆる
「スーパー額縁放送(超額縁放送)」という表示状態になります。
▲スーパー額縁放送(レターボックス画像にサイドパネルを付加して 16:9映像として送出されたものを4:3テレビで表示したイメージ)
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商品一覧はこちら⇨https://bit.ly/2NAqaM8
参考文献(wikipedia);
額縁放送(がくぶちほうそう)
https://bit.ly/3rV3BRg
地上デジタルテレビ放送
https://bit.ly/3apIrVE
地上アナログ放送
https://bit.ly/3u1JB1r
画角情報(テレビ放送)
https://bit.ly/3rYQcrq
画面アスペクト比
https://bit.ly/2ZqbUIM
レターボックス(映像技術)
https://bit.ly/37kL0Gq
額縁(がくぶち)
https://bit.ly/3pBp40h
▲サイドパネルが付加された4:3映像を4:3テレビで表示したイメージ
この状態は画角情報、または映像ソースが起因となり発生するものです。
地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行過渡期には、テレビ画面も縦横比が4:3のスタンダードサイズから16:9のワイドサイズへの移行過渡期になりました。
そのため、16:9のワイドテレビで受像することを念頭に置いて放送されている地上デジタル放送番組を、4:3型テレビで視聴する場合、額縁放送となる番組が半数近くに及ぶ状態にありました。
またワイドテレビでの地上波デジタル放送視聴でもCMや深夜アニメ、古い映画作品など4:3型テレビでの視聴を念頭に置いて制作された映像を中心に額縁放送の枠部分がさらに多いスーパー額縁放送と呼ばれる形態も見られました。
この額縁状態になる表示形式を英語ではウィンドウボックス(Windowbox)と呼びます。
画角情報による現象は縦横比が4:3の画面アスペクト比のテレビでのみ発生します。
デジタル放送では、16:9のワイド画面サイズでの視聴を前提としているので、4:3の映像(旧作のアニメやドラマなど)を放送する場合、放送局側は16:9の画面比率に合わせるため、映像の左右の両端に「サイドパネル」や「黒幕(黒い付帯)」を付加します。
▲サイドパネルの付加された4:3画像
番組・放送局によっては、黒以外の色や模様の場合や番組タイトルやお知らせなどの映像の場合があります。
この映像をワイド画面サイズのテレビで視聴する場合は、映像信号の縦横比と表示画面の縦横比が一致しているため問題はないですが、4:3の標準画面サイズテレビで視聴する場合、16:9の映像を4:3の画面に表示させるためチューナー側で映像の上下に黒い帯を追加します。
(この状態をレターボックスと呼びます)。
結果、四方に黒い帯が付き額縁がついたような映像になります。
映像ソースによる現象はワイド画面と4:3画面の両方のテレビで発生します。
映画などの映像ソースはワイド画角ですが、アナログ放送では画面比率4:3が標準であったため、放送局の映像ライブラリには上下に黒い帯を付加して4:3画面に合わせたもの(レターボックス)が数多く存在します。
これをデジタル放送で放送する場合、
1.そのまま画面比率(アスペクト比)4:3の映像信号として送出する
2.放送局側で映像の左右に黒い帯を付加して
画面比率16:9の映像信号として送出する
の2通りの方法があります。
1.映像信号が4:3の場合
ワイド画面サイズのテレビではチューナー側で左右に黒い帯が
付加され、結果的に上下左右に黒い帯が入った額縁状態となり、
4:3画面サイズのテレビでは単に上下のみに帯が入る通常の
レターボックス放送(ソース映像通りに表示)となります。
▲レターボックス状態の16:9映像をワイドスクリーンテレビに表示したイメージ
▲レターボックス状態の16:9画像
2.映像信号が16:9の場合
(放送局での送出前の映像で既に額縁化が発生している場合)
ワイド画面サイズのテレビでは額縁放送(ソース映像通りに表示)
になり、4:3画面サイズではハイビジョン映像(画角情報16:9)を
受信したと認識することで元の額縁状態の映像にさらに
チューナー側が上下に黒い帯を付加する、いわゆる
「スーパー額縁放送(超額縁放送)」という表示状態になります。
▲スーパー額縁放送(レターボックス画像にサイドパネルを付加して 16:9映像として送出されたものを4:3テレビで表示したイメージ)
▼額縁に組み込んだ壁掛けTVは 「ミラーTVディスプレイ」のシリーズで好評です。
「ミラーTVディスプレイ」
▼「ミラーTVディスプレイ」商品一覧
商品一覧はこちら⇨https://bit.ly/2NAqaM8
参考文献(wikipedia);
額縁放送(がくぶちほうそう)
https://bit.ly/3rV3BRg
地上デジタルテレビ放送
https://bit.ly/3apIrVE
地上アナログ放送
https://bit.ly/3u1JB1r
画角情報(テレビ放送)
https://bit.ly/3rYQcrq
画面アスペクト比
https://bit.ly/2ZqbUIM
レターボックス(映像技術)
https://bit.ly/37kL0Gq
額縁(がくぶち)
https://bit.ly/3pBp40h