オフィス空間の要素と役割り

オフィス空間の要素と役割り
事務作業を行う部屋、事務所、事務局、事務室などを「オフィス」(office)と言います。

また、一般的に業務施設という場合もオフィスを用途とした施設・建物(ビルなど)を指すことが多いです。

報道機関のオフィス(アメリカ・ニューオーリンズ)
▲報道機関のオフィス(アメリカ・ニューオーリンズ)

駐大阪・神戸米国総領事館
▲駐大阪・神戸米国総領事館

欧米ではオフィスにおける作業は、組織運営、規則を定める、企画検討、公的執務、役員や弁護士の執務などの作業の意味を持つ場合があります。

また一人専用の執務・作業の意味を持つ場合もありますが、日本語では欧米のような意味は、まれです。

製造工場や店舗等の商業施設においても、その支援のために事務作業を行う場所はオフィスです。

オフィスで働くことをオフィスワーク(事務作業)、オフィスワークを行うことを主目的につくられた建物をオフィスビル、オフィスそのものを設計することをオフィスデザインと言います。

このように、オフィスには、場所や空間スペース施設を表す形態的意味とビジネス情報処理を行うといった機能面を表す概念的意味があります。

情報通信技術やコンピュータの発展に伴い、情報処理が「いつでも」「どこでも」行えるようになってきたため、コンピュータ上に作り出される概念的オフィスをバーチャルオフィス(virtual office[仮想オフィス])と呼んでいます。

コンピュータの発達につれて、オフィスは知的労働の場としての意味合いが重視されるようになっており、ビジネスの現場ではオフィス環境による知的生産性向上が問われるようになってきています。

オフィスの作業空間(ワークスペース)の様態は、個々の空間の仕切りの有無や高さ、対面か非対面か、どのような配列か、などによりいくつかに分類されます。

大部屋に大人数が机を並べ、遠くまで見通せる(オープンオフィス)
▲大部屋に大人数が机を並べ、遠くまで見通せる
 (オープンオフィス)

低い仕切りがある、部署ごとのブース
▲低い仕切りがある、部署ごとのブース

部署ごとの小部屋
▲部署ごとの小部屋

少人数の小部屋
▲少人数の小部屋

低い仕切りがある、個人のブース
▲低い仕切りがある、個人のブース

高い仕切りがある、個室型
▲高い仕切りがある、個室型

作業空間以外のオフィス要素;
・会議室/ミーティングスペース
(独立した会議室、仕切られた少人数の打ち合わせスペース、
 気軽に話せるミーティングスペースなど様々な形態があります。)
・文書スペース
・倉庫
・印刷スペース
・休憩室
・食堂
・ロッカー
・喫煙室


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参考文献(wikipedia);
オフィス(office)
https://bit.ly/2BQdxH5