観賞にも堪える「ティーポット」

観賞にも堪える「ティーポット」
ティーポット(teapot)は、茶葉から茶液を抽出し、またそれを一時的に保存しておく、注ぎ口と把手、蓋を備えた容器です。

日本では紅茶用のものをさすことが多いですが、英語では日本の急須や中国の茶壺もティーポットです。

取っ手が注ぎ口の対面についているのが特徴で、喫茶の習慣と共に西洋に伝播した中国の茶壺(日本でいう急須)の基本的な形状をそのまま伝承しています。

磁器や銀でできたもの、工芸品として観賞に堪えるものも多く、透明なガラスで内部が透けて見えるもの等もあり、食卓を彩る楽しみを添えています。

陶器製のティーポット
▲陶器製のティーポット

保温したいときは、ティー・コージー(布製のカバー)を使います。
保温したいときは、ティー・コージー(布製のカバー)

保温したいときは、ティー・コージー(布製のカバー)

保温したいときは、ティー・コージー(布製のカバー)

西洋のティーポットは6客用の容量を持つものが多く、紅茶碗及び受け皿、ミルクピッチャー、砂糖入れとともに組物として紅茶セットを構成します。

英語圏では砂糖入れ(シュガーボウル)、クリーム入れ(クリームジャグ)を合わせた三点セット、あるいはさらにお湯差し加えた四点セットを「ティーサーヴィス」と呼びます。

3次元コンピュータグラフィックス (3DCG) においては、ティーポットのモデルがしばしば使われます。

3DCGの研究初期にアメリカのユタ大学の研究者がデータ化した「Utah teapot」(ユタ・ティーポット) と呼ばれるモデルは、3DCGに携わる人々の間でテストサンプルとして普及しました。
「Utah teapot」(ユタ・ティーポット)


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参考文献(wikipedia);
ティーポット(teapot)
https://bit.ly/39ZeUiH

ティー・コージー(tea cosy)
https://bit.ly/3dgmec2

ユタ・ティーポット(Utah teapot)
https://bit.ly/3d3oNhj