「梯子」(ハシゴ)の機能と安全な利用方法
「梯子」(はしご)は、昇降のための道具です。
壁の表面などに立てかけて使う固い材質(木・竹・金属など)でできたものと、頂上から吊るして使う縄などでできたものがああります。
固い材質の梯子は移動して用いられることが多いですが、建物の壁に永久的に固定されているものもあります。
▲家屋の中に備え付けられた梯子
一般的な梯子は二本の縦木に足場となる横木を一定間隔で固定したもので、足場は格(こ)または段と呼ばれます。
一般的な金属製の梯子には、以下のようなものがあります。
・2本の枠がいくつかの格で連結され移動する部分を持たない形状の固定された梯子
・固定された梯子が2つまたはそれ以上の長さに分割され保管に便利になっている延長する梯子
(その長さは、互いにスライドさせることにより最大の長さとなります。地上の操作者によって簡単に延長できるよう、滑車のシステムが付いており、二連梯子、三連梯子などと呼ばれます。)
・伸縮自在の梯子
(枠が短い同一形状の管材でできており、保管のためにそれぞれが内部にスライドします。)
もともと、固い梯子は木製や竹製が多かったですが、20世紀に入ると、アルミニウムが軽量であることから一般的になり、現在は、アルミ製よりも軽量な、チタン製のものもあります。
電線の近くで作業するための梯子には、絶縁体の竹やガラス繊維強化プラスチック製の梯子が使われます。
▲登山道によく見られる梯子(大普賢岳)
鉛直(垂直)方向に架ける移動式の梯子を使う際の使用法と注意点は、
・立て掛け角度を鉛直から15度または水平線から75度の角度になるように置きます。
(壁から梯子の足までの距離は梯子の長さのおよそ1/4にすると良いことになります。)
・踏ざん(段)を踏む時は、つま先ではなく、土踏まずの部分を踏みます。
・より鉛直(垂直)方向に近い角度では、登った人が後方に倒れる危険があり、より水平に近い角度では、梯子が地面を捉えなくなり地面に倒れる危険があります。
・踏ざんのうち、登る(踏む)のは上から4段目までとします。
他に、梯子が地面をしっかり捉えるよう、梯子を安定させる装置もあります。
・立て掛け角度(鉛直から15度)を保つことができるように、予め接地部分を15度分欠く構造にしたり、接地面に合わせて関節のように動くような構造を持つもの
・ゴムなどの摩擦力の強い素材を端点に装着されたもの。
梯子の上端を壁から遠ざけて保持するために支柱が付属されているものもあります。
これにより、屋根の軒のような突き出した障害物を避けることができ、梯子を安全に用いる高さを増加させることができます。
▼その他、特殊な梯子に、滑らかな横移動ができる「スライド梯子」があります。高さ2.5mも可能で、簡単に幅広く高い所に手が届くようになります。
参考文献(wikipedia);
梯子(はしご)
https://bit.ly/2Fz7giI
大普賢岳
https://bit.ly/2IpEG3O
壁の表面などに立てかけて使う固い材質(木・竹・金属など)でできたものと、頂上から吊るして使う縄などでできたものがああります。
固い材質の梯子は移動して用いられることが多いですが、建物の壁に永久的に固定されているものもあります。
▲家屋の中に備え付けられた梯子
一般的な梯子は二本の縦木に足場となる横木を一定間隔で固定したもので、足場は格(こ)または段と呼ばれます。
一般的な金属製の梯子には、以下のようなものがあります。
・2本の枠がいくつかの格で連結され移動する部分を持たない形状の固定された梯子
・固定された梯子が2つまたはそれ以上の長さに分割され保管に便利になっている延長する梯子
(その長さは、互いにスライドさせることにより最大の長さとなります。地上の操作者によって簡単に延長できるよう、滑車のシステムが付いており、二連梯子、三連梯子などと呼ばれます。)
・伸縮自在の梯子
(枠が短い同一形状の管材でできており、保管のためにそれぞれが内部にスライドします。)
もともと、固い梯子は木製や竹製が多かったですが、20世紀に入ると、アルミニウムが軽量であることから一般的になり、現在は、アルミ製よりも軽量な、チタン製のものもあります。
電線の近くで作業するための梯子には、絶縁体の竹やガラス繊維強化プラスチック製の梯子が使われます。
▲登山道によく見られる梯子(大普賢岳)
鉛直(垂直)方向に架ける移動式の梯子を使う際の使用法と注意点は、
・立て掛け角度を鉛直から15度または水平線から75度の角度になるように置きます。
(壁から梯子の足までの距離は梯子の長さのおよそ1/4にすると良いことになります。)
・踏ざん(段)を踏む時は、つま先ではなく、土踏まずの部分を踏みます。
・より鉛直(垂直)方向に近い角度では、登った人が後方に倒れる危険があり、より水平に近い角度では、梯子が地面を捉えなくなり地面に倒れる危険があります。
・踏ざんのうち、登る(踏む)のは上から4段目までとします。
他に、梯子が地面をしっかり捉えるよう、梯子を安定させる装置もあります。
・立て掛け角度(鉛直から15度)を保つことができるように、予め接地部分を15度分欠く構造にしたり、接地面に合わせて関節のように動くような構造を持つもの
・ゴムなどの摩擦力の強い素材を端点に装着されたもの。
梯子の上端を壁から遠ざけて保持するために支柱が付属されているものもあります。
これにより、屋根の軒のような突き出した障害物を避けることができ、梯子を安全に用いる高さを増加させることができます。
▼その他、特殊な梯子に、滑らかな横移動ができる「スライド梯子」があります。高さ2.5mも可能で、簡単に幅広く高い所に手が届くようになります。
「詳細ページはこちら」
参考文献(wikipedia);
梯子(はしご)
https://bit.ly/2Fz7giI
大普賢岳
https://bit.ly/2IpEG3O