「石材」の種類と用途

「石材」の種類と用途
石材は、土木・建築用、墓石や石碑、美術・工芸品などの材料として利用される天然の岩石です。

色、模様、質感、耐久性などによって、用途に応じた岩石が用いられます。

大理石や御影石(花崗岩)などに分類されますが、岩石学的な分類とは異なります。

・大理石は、主に内装向けで、石灰岩や結晶質石灰岩の他、トラバーチン、ドロマイト、蛇紋岩なども含まれます。

 国会議事堂には、37種類の国産大理石が使われています。


・御影石は、主に外装向けで、花崗岩や他の深成岩(閃緑岩やハンレイ岩など)の他、片麻岩などの変成岩類も含まれます。

 国産石材としては、本御影石(兵庫県)、稲田石(茨城県)、
 岡崎石(愛知県)、万成石(岡山県)、北木石(岡山県)、
 議院石(広島県)、徳山石(山口県)、大島石(香川県)などがあります。

イタリア・カッラーラの大理石採石場
▲イタリア・カッラーラの大理石採石場

イギリス・テインマスで積み下ろしされている花崗岩規格石材
▲イギリス・テインマスで積み下ろしされている花崗岩規格石材


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参考文献;
Wikipedia;
石材
https://bit.ly/310KOrF

大理石(だいりせき)
https://bit.ly/37BElWl

花崗岩(かこうがん)・御影石(みかげいし)
https://bit.ly/3aRojKk