キレイ好きな方に朗報! 自ら消毒するドアハンドル

キレイ好きな方に朗報! 自ら消毒するドアハンドル
公共の場にあるトイレ入り口のドアノブ…。

あれ、触るのちょっとだけイヤじゃないですか?

トイレに限らず、ドアノブを握って出入りするタイプの扉
(および吊り革など)は、他人の手垢や脂など、
目に見えないバイ菌が付きそうで遠慮したい人もいる筈です。

そんなキレイ好きな方に嬉しい発明がありました。

香港大学の二人の学生が、「自ら消毒するドアハンドル」を発明し、
ジェームズ・ダイソン賞を獲りました。
「自ら消毒するドアハンドル」

■酸化チタンを粉末にし、紫外線を照射

発明したのは、Sum Ming WongさんとKin Pong Liさんのコンビ。
「自ら消毒するドアハンドル」

目を付けたのは、常々、科学的な性質を
研究していたという酸化チタンでした。

二人は、かねてより酸化チタンが滅菌に効果的な作用を
発揮することを発見しており、今回の発明では微細な粉末状に
すり潰し、ハンドルに使うことを思い付いたのだそうです。

酸化チタンは紫外線により活性化することから、
粉末で覆ったガラス管の上下から紫外線を放射する装置を考案。

ハンドルが光るたびに、殺菌が起こる仕組みを生み出しました

■ 殺人的な感染症を予防することに繋がる

これにより、重症急性呼吸器症候群(SARS)、
中東呼吸器症候群(MERS)、口蹄疫、カンジダ・アウリスといった
感染症が広がるのを抑えることにも繋がります。

手垢や脂は消えないので、
用を済ませたあとに手を洗うことは必要ですが、
危険な病気にかかるリスクが減ります。

ただ、このハンドルは、電力が必要で、特に子供の目の高さにあるので、
もし紫外線を直に見たら目に悪影響がある可能性もあります。

なので、実用化に繋がるかは今後の注目です。

こうして受賞し、世界に注目されれば、企業のサポートなどにより、
キチンとした製品という形で羽ばたくかもしれません。

潔癖気味の人たちは特に! 今後の発展に乞うご期待です。

▼すでに実用化されている抗菌ハンドルは、
 好評販売中です。
https://bit.ly/31Azjpw
 D+kuru 抗菌ハンドル

参考文献;
GIZMODO(2019/10/21)
自ら消毒するドアハンドルがダイソン賞に
https://bit.ly/32zZDRN

ジェームズ・ダイソン財団
https://bit.ly/2P8qArU

Wikipedia;
ジェームズ・ダイソン(James Dyson)
https://bit.ly/2p4zhJ4
扉(ドア[door])
https://bit.ly/2SgMniZ
ドアノブ(doorknob)
https://bit.ly/2BHQlrA