台風15号の風で窓ガラスが割れる被害。今後の備えは。

台風15号の風で窓ガラスが割れる被害。今後の備えは。
関東地方に甚大な被害をもたらした台風15号(ファクサイ)。

現在も、被災した状態は
特に千葉県の房総半島から北東部を中心に続いています。

千葉市付近に上陸したときの勢力は中心気圧960hPa・
最大風速40m/sの「強い」勢力で、関東上陸時では過去最強クラスでした。
最大風速40m/sの「強い」台風


この影響で窓ガラスが割れる被害も多数起きました。

今後、こうした被害に遭わないよう、
どう備えればいいのでしょうか。

台風で室内まで水浸しでめちゃくちゃになった教室
▲室内まで水浸しでめちゃくちゃになった教室
(写真提供:館山市在住男性)

■ 窓ガラスの破損を防ぐ方法

強い風により、宙に舞ったものが窓に衝突し、
窓ガラスが割れた、との被害もありました。

気象庁は、屋外での備えとして、窓や雨戸はしっかりと鍵をかけ、
必要に応じて補強するよう対策を示しています。

ベランダや庭に飛来物となるようなものは置かないことも大切です。

ただし、雨や風が強くなってからでは、
外での作業は危険なため、事前に実施する必要があります。

また、室内からは、飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼るほか、
飛来物の飛び込みに備え、カーテンやブラインドをおろしておくのが
良いとしています。

■ 万が一、窓ガラスが割れてしまった場合

京都大学防災研究所によれば、窓ガラスが割れた際には
ガラスの破片によるけがを防ぐため、屋内でも靴を履いて
行動するよう注意喚起しています。

さらに、割れた窓とは反対側の窓やドアを
少し開ける必要があるといいます。

割れた窓から風が吹き込み、
風圧で屋根が吹き上がってしまう恐れがあるからです。

自らの命を守るため、事態が悪化する前に早めに避難するよう判断し、
以下の5つを心がけて安全確保に努める必要があります。

1.外出はなるべくしない
2.水辺には近づかない
3.がけや傾斜地、樹木の少ない山間地には近づかない
4.冠水した道路は歩かない
5.地下にはなるべく行かない

● ガラス小口(ガラス断面)を保護できる
「エッジシール」は安全対策でご利用いただけます。
https://bit.ly/2Ue791l
「エッジシール」

参考文献;
BuzzFeedNews(2019/9/8)
「特急電車並み」の台風15号の風。窓ガラスが割れる被害、その備えは。
https://bzfd.it/2kHT0fD

livedoor NEWS(2019/9/13)
「窓が割れ学校の教室もめちゃくちゃに!
現地住民が語る報道が少ない南房総エリアの被害」
https://bit.ly/2mb715O

Wikipedia
令和元年台風第15号
https://bit.ly/2lNHlMs