ガラスドアを開けたら爆発(飛散防止フィルムの必要性)

ガラスドアを開けたら爆発(飛散防止フィルムの必要性)
約1年半前になりますが、
中国のレストランで、ガラスドアが爆発する事故がありました。

巻き込まれたのは、外から店内に駆け込んできたデリバリースタッフです。

配達時間が押していたため、猛ダッシュで店内へ入ろうと、 
ドアの取っ手(ハンドル)に手を掛けた瞬間……ガラスが爆発!

驚きのあまり、手に残された取っ手を握って呆然となりました。

↓店内設置の監視カメラ映像
(The Terminator! Chinese delivery man walks through glass door)


このガラスドアは、丈夫な「強化ガラス」が使われていましたが、
このように、少し勢いよく押しただけで、粉々に破裂するものでしょうか。

普通のガラスの3~5倍の強度がある「強化ガラス」ですが、
実は弱点があり、まれに製造過程で内部にひずみが生じることがあります。

設置後、ガラス全体が、そのひずみに耐えられなくなった時、
自爆(何も衝撃を加えていないのに爆発する)現象が起こります。

弊社では、破損時におけるガラス破片の飛散を防ぐため、
「強化ガラス」には、必ず「飛散防止フィルム」を貼らせていたいております。

フィルム面は傷付きやすく、納期とコストもかかるという難点はありますが、
安全第一です。

今回の配達員の方は、ヘルメットをかぶっており、
ケガをされなかったようで幸いでした。

「強化ガラスドア」に関して、
ご不明点などございましたら、お気軽にご相談ください。
https://www.glass-door.jp/

参考文献
NDTV(中国広東省汕頭市からの報告[2017/11/28])
Man Walks Into A Restaurant, Ends Up Smashing Glass Door To Pieces. Watch
https://bit.ly/2G6vKja

強化ガラス(Wikipedia)
https://bit.ly/2E4vn8c