半透明ガラスの種類
半透明のガラスには、
「フロスト(タペ)ガラス」「型板ガラス」「すり板ガラス」があります。
どのガラスも、光を拡散して視線を遮る事を特徴とした
ガラスですが、製造方法と性質がまったく違います。
型板ガラス;
型模様をつけて成形したガラスです。
http://www.asahiglassplaza.net/wps/wcm/connect/gplib/navi/p_user/needs/n07/n0701/glkatait?key=GLKATAIT&qn=user
フロストガラス(タペガラス);
フロート板ガラスとして一旦製造されたガラスに、
後でガラス表面をサンドブラストした後、
さらに化学処理(フッ酸処理)を施した半透明ガラスです。
http://www.asahiglassplaza.net/wps/wcm/connect/gplib/navi/p_user/needs/n07/n0701/gldfrstg?key=GLDFRSTG&qn=user
型板ガラスの型模様に比べると、
フロストガラスはサンドブラスト加工であるので
滑らかな凹凸表面を持っており、淡く光を拡散します。
型板ガラスは、型模様の種類により透視性に差が出ます。
視線を遮る効果というのは、ガラスまでの距離、型模様や
フロストのタイプにより、それぞれ異なりますので、
どちらがより効果があるということは、一概には言えませんので、
現場にサンプルを持ち込んでご確認いただくのが確実です。
すり板ガラス;
フロート板ガラスの表面を金属ブラシや砂でこすることで、
細かなキズを付け、不透明にしたガラスです。
(このため、不透明な面に汚れがつくとキズの奥に入り込み、
汚れが取れにくくなってしまいます。)
http://www.asahiglassplaza.net/wps/wcm/connect/gplib/navi/p_user/needs/n07/n0701/glfloatg?key=GLFLOATG&qn=user